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ちゃっす、春ニカ終えてリーダーと温泉行って調子良くリセット完了した佐々木です。今回は好きなPというか、自分がボーカロイド音楽をやるに当たって非常に驚いた音楽性のPを紹介致します。なんかぶっちゃけあまりボーカロイドに元々関心が有った訳では無い私佐々木でございます。普段は外国の音楽ばかり聞いております。が、しかし色々とボカロ曲を聞いているウチにあんの上変な曲が評価されていたりという事も多々有り非常に驚きでございました。つうことで、今回はそんな私佐々木が聞いて普通にかっけえじゃん、だったボカロPの方達の紹介です。


bitter / keeno


これ聞いたときはぶっちゃけびびりました。なんていうかエレクトロニカとかポストロックの風味と、非常に心の琴線に訴えかけるメロディー。んでもってこういう曲でも再生数がどーんと伸びる事あるんだなあ、って思ってボカロリスナーの懐の深さにびっくりした一曲であります。

虹 / whoo


ふわふわしたギターが絡み合ってて気持ちよす。メロディのパンチラインもあってハイセンス。この方は他の曲も実験的で面白いです。なんか古今東西いろんなロックや音楽をきちんと聞いて消化してる感じがカッコいいっす。不思議な世界観にぐっときます。高い作家性がかっこいいっす。

回遊 / 36g(風呂埋葬P)


これはリーダーに教えてもらった一曲です。正直もっともっと再生数伸びても良い超名曲だと思います。なんていうかすんごい良い意味で東京的なメランコリックさがあってロッキンオンジャパン的というか、オサレ。リーダーは「こういうの作れたら暫く曲作らない」なんて言ってるくらいです。ギターがとても綺麗です。個人的に一番再生したボカロ曲な気がしますね。

Alchemy / wintermute


シューゲイザーですねえ。凄いかっこいいっす。この方は他の楽曲にかんしてもぶれずにこういう路線ですねえ。なんていうかそういう頑固さって好きです。個人的にとっても共感できる路線であります。シューゲイザーとかオルタナティブロックは大好物です。

We are friends,aren’t We? / 宮沢もよよ


すんげーきちんとエレクトロニカです。しかも女子高生?という噂が。いや、おっさんだろ、とよく言われているようですが、まあおっさんくらいのレベルって事でOK。エレクトロニカがまだIDMだったころからのリスナーなのですが、正直こーいうのが再生数伸ばしてるって結構気持ちわりいなボカロ、って思いました。


他にも聞いたことのないかっこよい楽曲が有るのだとは思います。掘り切れてえませんねえ。今回紹介した動画っていわば「ボカロヒット曲のセオリー」に全然当てはまらないと思うんですよ。ストーリー性は無くて曖昧で歌詞が太いゴシック体でガンガン動くわけでもなく、動画なんて一枚絵ですし。なんていうかぶっちゃけ企業の手垢がついたよーな作られたヒットよりは、こういったアンダーグラウンドな要素を消化しつつボーカロイドというキャラクターによって幅広い音楽を広げつつきちんと支持も集める、ってすんごい大事な事だと思うんです。

最近リーダーと「フォロワーは辞めようぜ、やっぱオリジネイターじゃねえと意味なくね?」みたいな話で盛り上がったんですが、実際のところ今流行っている物なんて陳腐化します。80’sにHR/HM系が淘汰されたように、90’sにロックがダンスミュージックにゆるやかに淘汰されたように、従来のかっこよさなんてのは泡みたいなもんです。ていうか人間って飽きるいきもんなんです。

とりあえず確実に現在ある風潮っていうのはいつか飽きて捨てられます。今回紹介した作品の突っ張った姿勢に次の時代のカギがあるんじゃねえか、なんてことをタラタラと妄想した次第です。妄想ってかアレですね。期待ですね。こーいうの流行れ。ガキ向けのアドレナリン大爆発のはつまんねー。

J-POPに感じられないアンダーグラウンドさをボカロに求めてるのであれば右向け右なんてお行儀よく構えてないでレッツゲットディギン。ちゅうことで〆ます。
 (text / 佐々木)