ortofon_omegaa
安いレコード針買ってみたー。実売価格三千円程度なのですが、意外とネット上の評判が良かったので。ちなみにオルトフォンつったらコンコルドつってちょっと独特の形式のDJ用針が凄い評判が良い。HOUSE・THECNOのDJなら一回はコンコルドタイプ使ってるんじゃないでしょーか。

まあ今回レビューするオメガはアレです。コンコルドっぽいけどシェルにくっつけるタイプ。もともとあるシェルにくっつけてさあレッツゴー。

まあちなみに普段はSUMIKO使ってる。SUMIKO PEARLって奴。コレはF特も優秀で40hz~40khzと超ワイドレンジ。大人しめの優等生ですがどんな盤も結構綺麗に再生してくれる奴。

さて、肝心の感想ですが、値段の割にはいいじゃねーかオイ!!解像度高いしまあ欲を言うと超高域がもうちょいと伸びてるときもちいのだけど中々良い感じにまとまっております。

少なくとも3000円の音では無い。高域のつるっとした感じはオルトフォンのコンコルドタイプ独特っていうかそういう感じ。あんまり刺さったり上にふぁーって伸びていく感じじゃなくてまとまっているけどちょっとつるっとした高域。楕円針独特の感じってうか。ちなみにノイズもあんまり拾わない。

コスパを考えると同価格帯で良い勝負が出来る針は無いと思います。そんぐらい優秀。すんごい立体的。

んで、ダメなとこ。定位っていうかLRが狭い。その癖パートの分離感が妙に良くてなんかちょっとぎゅうぎゅうに聞こえる。あとそのせいかなんかちょっと気持ち悪い。なんか位相がちょっとよろしくない感じというか左右のセパレート感がわざとらしいというか。

センターよりも左右の方がパンチが良くてちょっと不自然。ドラムの表現が下手っていうか。左右は良いけどセンターが微妙。まあしかし価格帯上のSUMIKOに比べるのも酷ですがね。

あとキックのパンチが無い。SUMIKOも割と高域よりのバランスなのだけどドラムしっかり表現します。その点ちょいとオメガはやはりセンターが宜しく無いのでそこが物足りないなあ。まあ盤によりけりですがこいつ、適正針圧が1.5~2.0になっているのですが、針圧1.5にしといたほーがなんかドラムがしっかり鳴る。でもまだまだかなあ。

ぶっちゃけしばらく使ってたら落ち着いてくると思うのでそん時は追記しようかしら。