spike-1若い人的にはもう意味不明なのかもしれないけれどもCowboyBebopというアニメが大好きでした。アレは僕が高校生の時のアニメなのだけどもとにかくぶっ飛ばされた記憶が有ります。とにかく劇中の音楽が毎度毎度かっこよかった。

当時は今以上に音楽やファッションやストリートカルチャーなど溢れに溢れており、そういうのが大好きな若者が多かったものです。ロック少年だった自分もHipHopやTHECNOやHOUSE、D’N’Bなどの打ち込み音楽に触れる機会が多くなっていたそんなタイミングにCowboyBebopが放送されていたのであります。

主人公がブルース・リー薀蓄を語りながらトンファーを操ってみたり、元ジャンキーのSAX奏者が出てきたりと、変なキノコを喰っておかしくなったり、そういうナウなヤングが喜ぶ設定にいちいちぐっときつつ、割とハードボイルドな路線にぐっときつつ、若い男子であればいちいちぐっとくる男らしい演出でそれはもう夢中に見ておりましたです。

いわばオタクカルチャーとは別路線のサブカルチャーが詰め込まれたアニメ作品だったのですが、今思えばとにかくあの作品に非常に大きな華を添えていたのは菅野よう子先生であります。あのルパン三世のオープニング張りにインパクトが有るオープニングテーマ。ベースラインなんて忘れようがないくらいのインパクトで確か海外のリミキサーなんかがゴージャスに参加したリミックス集が有った記憶があります。

Jazzをベースに民族音楽や時にはウルトラスペーシーなフリージャズ風の曲もあり毎度そのハイセンスさに悶絶していた記憶があります。とにかく話ごとにきらっと光るオリジナル楽曲が採用されているという、とにかく音楽にこだわりつくした数少ないアニメ作品だったように思います。登場人物がさりげに音楽薀蓄を語るのもポイント高いです。

菅野よう子先生といえば攻殻機動隊もやってますよね。あまり打ち込みは好きじゃないらしいですが攻殻機動隊は硬質な打ち込みのイメージでしたね。最近だと坂道のアポロンもしてましたね。あれはモロJAZZでしたし国内の有名なジャズマンも参加して素敵でした。なんかアニメというニッチな枠を中心に仕事されている方ですが、菅野よう子先生はぶっちゃけそういう枠組み抜きでも勝負できる本物の音楽の天才だと思います。