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ちゃっす佐々木です。PCの中身を入れ替えようかなというので、CPUとマザボとメモリを買い、PCの中身総入れ替えです。実は先日グラボを買いましたので勢い余って、というのもあります。

さて、今回は色々と悩みどころな「DAW用PCでどんなCPUをチョイスすれば良いのか?」という件についてであります。

CUBASEユーザーですので、特にCUBASEに最適なCPUをチョイスするにはどうすれば?という事を主軸に悩みました。今回はDAWに最適なCPUの選択について色々と書きたいと思います。

クロック優先?メニーコア、多コア多スレッド優先?

CPUのスペックを推し量るには「クロック数」と「コア数」と「キャッシュ容量」で考えるのが一般的じゃないかと思います。勿論実はもっと色々なスペックについて考えなければなりませんが、それらについては割愛。

CUBASEを利用するPCに置いて重要なのは「クロック数」でしょうか?それとも「コア数」なのでしょうか?

一般的には「クロック数優先でコア数は4コア、スレッドは8が最適」という論が一般的です。それはSterinbergの発表から誤解されがちな情報ではないかと。

http://japan.steinberg.net/jp/support/support_pages/8core.html

こちらの解説を読みますと「CUBASE5以前だと、4コア以上のCPUだとレイテンシーが遅くなりますよ」と書いています。これを真に受けてネット上では「DAW、特にCUBASEにおいて重要なのはコア数ではなくクロック数」と断言している人がとても多いです。

しかし、これはとっても古い情報ですので、実際の所「クロックは早けりゃ早いほど良いし、コア数も8コア16スレッドとかあれば有ったほうが良い」というのが現実じゃないかと思います。

そこで私、人柱として「Core i7 5820K」というCPUを購入致しました。ま、若干最新では無いCPUなんですが、「4コア以上」で「クロック数は4ghz以上、オーバークロックで4ghz超えるCPU」で、というチョイスです。

2016年8月現在、最新のSkylakeのCPUは「発熱がすごい」ですとか「ぶっちゃけハズレ」ですとか色々と言われておりますのでスルーしました。それにSkylakeは4コアしか有りませんし、最上位機種であるCore i7 6700Kはオーバークロックしても4.2ghzまで、という情報が多かったので・・・。

結論:クロック数もコア数も多いほうが絶対に良い

さて、以前利用していたCPUはCore i7 3770というCPUです。コレはオーバークロックが出来ませんが、マザボによっては地味に3.7ghzまではオーバークロックできました。

さて、新しいCPUである「Core i7 5820k」でCUBASEを利用した際のCUBASEの挙動ですが、こんな感じですた。

・Core i7 3770でCPU利用率大体50%のプロジェクトを起動した際、「Core i7 5820k OC無し定格3.3ghz」で起動したところ、約10~15%程度CPU利用率低下。
・Core i7 3770でCPU利用率大体50%のプロジェクトを起動した際、「Core i7 5820k OC4.2ghz」で起動したところ、約30~45%程度CPU利用率低下。

実際の所CUBASEで4コア以上のCPUを使うメリットは「大いに有る!」という結論じゃないでしょうかね?

実際のところクロック数とコア数とCUBASEの関係はこんな感じだと思う

定格とOCで比較した感じ、クロック数が早いと思いプラグインを刺してもCPUメーターが上昇しません。また、クロック数が早いとレイテンシーを短く出来る、という人が多いですね。実際のところ今まではオーディオインターフェースのバッファ・サイズ「256sample」とかで使ってたんですが、OCすると「64sample」とかでもさくさく動きます。

ですので、やはり優先順位としては「クロック数>コア数」という考え方でいいんじゃないかと。

しかしですね、実はこういう情報が有ります。
「メニーコア、多コアの場合はチャンネル数が増えると有利」という説です。最近はCPUのリソースを完全に使い切る様なトラック数の多い制作はしていないので、なんとも言えないんですが・・・。なんかコレは確かに理屈的に大いにアリそうな気がします。
一回むっちゃチャンネル数多い曲作って検証してみたいですね。

妄想とかしてないで、DAWBench見てみようかね

さて、「CUBASEは4コア以上無意味」と信じている人の方が多いようですが、別にコア数が増えて困る事はなんも有りませんでした。まあいかんせんSterinbergが多コアに関して発表した情報はかなり古いものですしね。実際にやってみないことにはなんとも言えませんからね。

ちなみに今回私が6コアCPUを購入するに至った情報は以下の情報からでした。

・文句なしの最速CPUby 道草さん(Core i7 5960xでCUBASEの動作チェックをしている)
・SCAN AUDIO WORKSTATION PC BENCHMARKS 2015(各CPUのDAWベンチマークテスト結果がある)

上記の情報から、「CUBASEでメニーコアは無意味」というのはただの都市伝説だったんじゃないか、と思い6コアCPUの購入を決断。結果オーライでございました。

まあ、理論上は色々と仰る方はいらっしゃいますけれどもね、実際に色々とやってみないと体感出来ないことってとても多くてですね・・・。

最後に

まあ、まだバキバキに使い倒している訳では有りませんので、多コアの恩恵というのは前述のとおりもっと大きなプロジェクトじゃないと体感出来ないかもです。しかしDawBenchmarksの結果からするとクロック数では若干不利な5960xがより早いクロックの5820kよりも結果が優秀であるところからして、メニーコアの恩恵が無い、という事はもうありえないのではないかと思いました。

以上です。